いじわる
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ゲンはご飯を食べるのにすごく時間がかかります。
途中で気が散るのか、遊びながら食べたり
席を立ったりするのです。
母ちゃんはその度にイライラしています。
その日も2時間ほどかかった夕食の途中、
母ちゃんは何度も怒鳴ったそうです。
それでもちびりちびりとゲンは完食。
ちょっと怒りすぎたかな・・・と反省した母ちゃん。
夜、布団の中でゲンに囁きます。
「ご飯最後まで食べてえらかったなぁ」
ゲンは怒られたことが印象に残って
触れられたくなかったのでしょう。
小さな声で母ちゃんに言ったそうです。
「母ちゃん、あのな・・・
ごはんのことはもう気にしなくていいから」
今日もおひとつ、ポチッとよろしくお願いします
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ユウの風邪はすっかり治り、
ゲンの咳もほぼ治まってきました。
ご心配くださり、ありがとうございました。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
朝、早く起きたゲンが、
バイキンマンとドキンちゃんを「つるし上げ」ていました。
「ころしてやるー!」
・・・そんな言葉、どこからか覚えてきてるんですね。
母ちゃんが
「そんなこと言わんとき。バイキンマンも優しいことあるやん」
と言っても、
悪者を征伐することに夢中になっているゲンは
「そんなん、ないで!」
と言い切ります。
と、まだ眠っていると思っていたユウが
むっくりと顔だけをあげて
「やさしいとき、あったでぇ。モクちゃんのたんじょうびのとき!」
そう、ケーブルテレビで見た、
アンパンマンとバイキンマンが
モクちゃんのお誕生日を一緒に祝う話。
よく覚えていたねー。
いいからさっさと起きなさいよ。
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日曜日。
朝、そうきちじいちゃんのお墓参りに行った後、
ちえちゃんばあちゃんの家に行きました。
お供えをして、お仏壇に手を合わせて、
しばらくは家の中でゴソゴソ遊んでいましたが、
ここのところすっかり虫取りに「はまっている」ユウとゲン、
父ちゃんを引っぱり出して外に出ます。
行き先は道路の向かい側の駐車場…
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前回のサッカースクールでの情けない様子を見て以来
母ちゃんは少々不安になっています。
ユウは(下手だけど)多分大丈夫。
わりと大勢の中にも平気でいられるし
年上のお兄ちゃんにかまってもらうのも好きだし…
ただゲンに釣られて不安の虫がうずきだすことだけが心配。
ゲンの方は…
何をやらせてもサマになるし、
サッカーもユウよりは明らかに上手いのですが、
超マイペース型。
自分ひとりで、あるいはごく気心の知れた少人数でいると
調子がいいのですが、
大勢の中に入ったり、知らない人、特に年上の人が苦手。
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母ちゃんがいつもユウとゲンに
「父ちゃんはお仕事大変やねんでぇ」
と、刷り込んでくれています。
母ちゃんなりの、子供に対するしつけと
父ちゃんへの配慮だと思います。
それでもいまだに、ごくたまにですが(直近は先週でした)
仕事に向かおうとする父ちゃんに向かって
「また来てね」
なんて言われますが…
ゲンが母ちゃんにぽつりと訪ねたそうです。
「父ちゃん、おしごとたいへんなん?」
母ちゃんはここぞとばかり「刷り込み」に励みます。
「そうやでぇ。めっちゃめっちゃ大変なお仕事してるねんでぇ。
大変やけどがんばらんとユウちゃんやゲンちゃんが
おいしいもん食べられへんから、がんばってくれてるねんでぇ」
ゲンは、ふーん、と少し考えて
「めっちゃめっちゃこわいオバケも出てくるん?」
ゲンの知識の範囲では、
大変なことというのは怖いオバケと戦うことのようです。
大変だということは何となく理解してくれているようですが…
まあ実際、オバケみたいなものもたくさん出てきますけどね。
思いつきオバケ、丸投げオバケ、押し付けオバケ、
理不尽オバケ…
確かに父ちゃんは戦っているのですよ。
戦う父ちゃんに、おひとつポチッと。
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今週のサッカースクールは雨のためお休みでした。
小雨だったためてっきりやるものだと思っていた母ちゃんたちは
現地まで行ってから中止を知ったのでした。
帰ってから
「きょうサッカーなくて、ざんねんやったなあ」
と、正直なゲンは何度も嬉しそうに言っていたそうです。
さ・ら・に・・・
いつもの担当の先生が、急病で入院されたとのこと。
来週から代わりの先生が来るそうですが、
またふりだしに戻りそうな予感・・・
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「サッカーがんばったんやなぁ。えらかったなぁ」
ぎゅうー!
と、するつもりだったのに、
今日は父ちゃん、少々早く会社に行かなくてはならず
家を出るときにはユウもゲンも熟睡中でした。
ぎゅうー!は明日までお預けです。
今日は保育園から帰って来た2人が、
母ちゃんを相手に
「サッカーしようよ」
と、自主練習を始めたそうです。
「母ちゃん、せんせいになって」
と母ちゃんを立たせて、
その前に小走りで走ってきたかと思うと
「おねがいします!」
大きな声で言って頭を下げます。
最初はあんなにビビっていたのに、
本当はこんな風にやりたかったんでしょうね。
すっかりはまったようです。
来週もこの調子で行ってくれればいいですが。
ところで父ちゃんの風邪は、
熱はすっかり引いているものの
咳がなかなか治まりません。
熱がないのでそれほど辛くはないのですが
急に咳が続けて出たりするのでちょっと大変です。
こういう状態を「倦怠期の夫婦」と言うそうです。
そのココロは…?
「熱が冷めてもセキは残っている」
あ、うちは倦怠期なんてまだまだですよ。
お帰りの前に、どうぞこちらへ
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日曜日、どういう話の流れだったか
ユウとゲンが双眼鏡が欲しいと言い出しました。
ちょうど母ちゃんの用事で
100円ショップに行く予定をしていたので
双眼鏡は無理でも虫眼鏡くらいなら
売っているのではないか…と思い
ユウとゲンの気を双眼鏡から虫眼鏡にそらして
買ってやることにしました。
ついこの間、
「おもちゃを買い与え過ぎている」と
反省したばかりだったのですが…
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4月になって、保育園には
新たに入園してくる子供たちがたくさんいます。
ユウとゲンも先生から聞かされていたのでしょう、
「あたらしいおともだち、来るねんでぇ」
と、楽しみにしていたようでした。
今年から縦割りのクラス編成になりましたが
以前からユウとゲンの保育園は
年齢の違う子供たちが一緒に混じって
遊んだりお絵かきしたりするのが伝統のようでした。
入園前、見学に行ったときから
4歳や5歳の子どもたちが
ユウとゲンをかまって、世話を焼いてくれていたものです。
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先月出席した結婚式の引き出物で頂いたカタログ。
私たちが結婚した時もそうでしたが、
「引き出物にカタログ」というのはよくできた仕組みだと思います。
送るほうも悩まなくてすむし、
頂くほうも好きなものを選べるし。
とは言え…
実際に選ぼうとすると結構迷ったりするんですよね。
頂きものなんですから、何でもいいわけですが
どうせならなるべくいいものを…という欲が働いてしまうのです。
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先日母ちゃんが針を進めた時計、
実は結婚のお祝いに知人より頂いた柱時計なのですが
家の壁や柱に釘を打ちたくない、という母ちゃんの要望で
壁にはかけず、リビングのカウンターの隅に立てかけていました。
危ないな…と思うことはあったのですが…
で、この時計、正時ごとにメロディが流れ、
文字盤の下の人形がくるくると動く仕掛けになっています。
正時でなくても、ボタンを押すと
デモとして同様にメロディが流れます。
それを子供たちは面白がって時々押していたのです。
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「おたんじょうび絵本」に母ちゃんが書いたように
ユウはお手伝いをよくしてくれます。
遊んだ後のお片づけはもちろん、
食べたあとの食器を運んだり
母ちゃんが敷いた布団に枕を並べたり。
特に意識してそう仕向けているわけではないのですが。
保育園でも先生のお手伝いをしているようです。
そんなユウの、ある日。
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昨日の夜、家に帰った私に母ちゃんが
「身近にすごくいい人がいてん」
と、目を輝かせて話しはじめました。
*************************************
母ちゃんは以前、ある小さな講演会をきっかけに
「目上を立てる」「主人を立てる」という考え方に共感し、
それをできる限り実践しようとしています。
父ちゃんが大切にされているのは
この母ちゃんのポリシーのおかげなのです。
(詳しくはこちらをご覧ください)
講演会は小規模ながら各地で頻繁に開かれています。
母ちゃんは、パートに出るようになってから
少々足が遠のいているようですが、今でも
夫婦の会話には時々そこで聞いた話が登場しています。
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(長くなりますがよろしければ続きもお読みください)
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色紙やはさみの好きなユウとゲン、
少し油断していると部屋はこの状態です。

さんざん散らかしておいて、
他の遊びに移っていくので部屋は片付きません。
「なぁ、この部屋、誰が片付けるの?」
ちょっと皮肉を込めてそう聞いてみると
ユウもゲンも「まずいなぁ」という顔をして
モジモジしています。
ここはひとつ、「責任」というものを教えなくてはいけません。
ええ、そうですとも。
父親として、毅然として教えなくてはいけないのです。
「じゃあ…散らかしたのは、誰かなぁ?」
今度はゲンが即答しました。
「わからへん」
このぉ…ぬけぬけと…
父ちゃん、完敗です。
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何か買物をしたとき、我が家ではそれを買ったのは
父ちゃんのお金ということになっています。
父ちゃんの留守中に母ちゃんが買物をしても
父ちゃんが買ってくれた、ということになるのです。
ユウのお気に入りの靴下に穴があいたので、
母ちゃんはユウとゲンが保育園に行っている間に
新しい靴下を買ってきました。
それを2人に見せて、いつものように言います。
「父ちゃんがいっぱいお仕事してもらったお金で
買ってくれてんで。父ちゃんに『ありがとう』って言ってね」
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ある日の食卓での会話…
ユウがふざけてなかなか食事が進みません。
「ユウ、遊んどらんと早くご飯食べぇよ」
と注意するとユウ、
「はいはいぃ♪」
このお調子者、と父ちゃんは苦笑しながら
「『はい』は1回でいいの!」
と注意すると、ほんの少しかしこまって
「はい…」
よろしい。
こういうことは小さいころから習慣づけておかなければね。
ゲンが空になったコップを差し出して言います。
「父ちゃん、牛乳ください」
父ちゃんは思わず
「はいはい…」
すかさずユウ、
「『はい』は1回でいい!」
「はい…」
子は親の鏡。
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父ちゃんの帰宅前、
母ちゃんとユウとゲン3人でお風呂に入っているときに
北海道にいるばあちゃんから電話がかかってきたそうです。
お風呂から上がると留守番電話に
「ユウちゃんとゲンちゃんの声が聞きたくて電話しました」
とのメッセージ。
「ばあちゃんに電話してみようか?」
母ちゃんが聞くと2人、うん、と頷きます。
電話をかけ、ばあちゃんが出たのを確かめると
母ちゃんはユウに受話器を渡しました。
「もしもし…ユウでちゅ!」
それからしばらく、一丁前に
「うん…うん…」
とばあちゃんと会話。その後、
「ゲンちゃんにかわるわ」
と言ってユウがゲンに受話器を渡しました。
「ゲンでちゅ!」
同じようにしばらく話していると、
電話の向こうでじいちゃんに交代する気配。
また「ゲンでちゅ!」から始まって
ひとしきり話した後、
「ユウちゃんにかわるわな」
と言って、今度はユウがじいちゃんと話しました。
じいちゃんもばあちゃんも、遠くの孫の声を聞くことができて
喜んでいたと思いますが、
その話を聞いた父ちゃんは、
ユウとゲンが電話でちゃんとお話できたことに
にんまりとしました。
先日送ってもらったケーキのお礼もちゃんと言えたそうです。
暖かくなったら、北海道、連れて行きたいなあ。
ユウもゲンもまだ乗ったことのない飛行機に乗って…
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布団に入って寝る前にはいつも、
昼間でも会話の流れで、あるいは流れと関係なく突然、
母ちゃんが
「ユウちゃん、だ~い好き!」
「ゲンちゃん、だ~い好き!」
と言ってはユウやゲンを抱きしめています。
いつもいつも言っているからでしょうか、
ユウやゲンも
「母ちゃん、だ~い好き!」
と答えるようになっています。
親からの「あなたが好き。私にとって大切な存在」
というメッセージを受け続けた子供は
自己愛を正しく身につけ、自分に対しても他人に対しても
愛情を持って接することができるようになる…
母ちゃんは決してそんなことまで考えて
この言葉を言っているわけではないと思います。
ただ素直に、「あなたが好き」ということを伝えたくて、
言葉にせずにいられないのでしょう。
それが結果的に子供にいい影響を与えると
それはそれで素晴らしい…と思います。
私もユウと一緒の布団に入った時に言ってみました。
「ユウちゃん、だ~い好き!」
するとユウは、条件反射的に
「かあちゃん、だ~い好き!」
と言った後、「あ、間違えた」という顔をして
「とうちゃん、だいすき」
と、小さな声でつけ加えてくれました。
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ユウもゲンも、おむつは比較的簡単に取れ、
今ではトイレも自分でできるようになっています。
保育園ではトイレも1人ですませているようですが
家ではたいてい母ちゃんか父ちゃんに
ついてきてもらわないとできません。
ついていったところで手伝うわけではなく
ただ見ているだけなのですが、それで安心できるのでしょう。
ユウやゲンが
「おしっこ」
「ウンチ」
などと訴えてきたとき、父ちゃんも母ちゃんも
「行っておいで」
と一応は言うのですが、
「いっしょに!」
とせがまれるとついて行ってしまいます。
甘い親ですね。
あと3ヶ月ほどしたら4歳になるのです。
「3歳の間だけやで。4歳になったら家でも自分でするねんで」
そう言い聞かせると2人とも
「はーい」
と自信たっぷりの返事です。
今日も食事中にユウが
「ウンチ…」
父ちゃんと母ちゃんは声をそろえて
「行っておいで」
するとユウ、
「いっしょに!まだ3歳やから…」
口だけは達者です。
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半ば「うちの子の作品展」化してるブログですが、
今回はユウのお絵かき。
作品名:ヘリコプター

確かにヘリコプターに見えます(…よね?)
例によって母ちゃんはべた褒め。
「褒められた時のユウちゃんって、すごい嬉しそうやねん。
『今度かあちゃんにも描いてあげるからな』とか、
しゃべるしゃべる…」
そう言っている母ちゃんも
すごく嬉しそうなのです。
多分、その話を聞いている父ちゃんも…
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父ちゃんのいない間、ユウとゲンが、
父ちゃんのまねをして遊んでいたそうです。
母ちゃんが教えてくれました。
寝転がって肘をついて、
「こうやって、てべり(テレビ)見るねんで」
とか
あぐらをかいて、
ぷはぁ~…と、これは煙草を吸うまね。
(これはまねして欲しくないなぁ…)
とはいえ、父ちゃんの存在をちゃんと意識して
まねをするほど憧れている(ということにしておきましょう)
…こんな嬉しいことはないですね。
しかも母ちゃんによると、その仕草が
父ちゃんにそっくりだったそうです。
今週、ほとんど起きて顔合わせることもなかったのにね。
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お風呂から上がった後、ユウが何やらごそごそやっていました。
そのとき母ちゃんはお風呂に入っていて、
父ちゃんはゲンのうんちにつきあっていました。
母ちゃんがお風呂から上がってきたころ、
そしてゲンのうんちも流れたころ、
ユウがその「作品」を持ってきたのです。

作品名:よその人(後に「父ちゃん」に改題)
広告の紙をはさみで切って、頭と身体を作り、
その間をちゃんと「首」でつないでいます。
そして折り紙をちぎって、これは手と足。
ちゃんと人の格好をしています。
「こいのぼり」以来の名作!
すごいぞユウ!
えらいぞユウ!
こういう時の母ちゃんのほめ方は天下一品です。
「うわあ!すごいなあ、ユウちゃん。上手にできたなあ。
母ちゃんこんなん作られへんわぁ。ユウちゃん、すごぉい!」
ここまでほめられると、ユウもまたその気になって
何か作ってくれるにちがいありません。
と、トイレから出てきたゲン、その作品を見て冷静に一言、
「耳がついてへんで」
言われたユウ、ちょっと照れたように
「あぁっ、忘れとったぁ」
がんばれユウ!
負けるなユウ!
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やりたいことを存分にさせてもらえないとき、
何となく気分がのらないとき、
当たり前かもしれませんが、ユウもゲンもぐずります。
ゲンはまさに「ぐずる」という感じ。
ぐずぐず言ったり、泣いたりしてその場から動かなくなります。
ユウはもっと激しく、「ダダをこねる」感じ。
ふてくされた顔をして、物を投げたり奇声を発したり、
暴れたり叩いてきたり、とこっちの方がちょと厄介です。
あまりにいつまでもぐずったり、
注意しても言うことを聞かなかったり危ないことをしたら、
父ちゃんも母ちゃんも叱ります。
母ちゃんは、我慢の糸が切れて「爆発する」感じ。
独身時代からは想像も出来ないような
感情の噴出が見られます。
望ましいことではないと思いますが、
子供たちと一緒にいる時間が圧倒的に長いことを考えると
そうなるのも仕方ないのかな…とも思います。
感情的になった後の切り替えは早く
その後のフォローで取り戻している感じがします。
父ちゃんは、子供たちと接する時間が短い分、
精神的には余裕を持って対応できます。
たまには感情的に怒鳴って
後で自己嫌悪に陥ることもありますが、
なるべく大きな声にはならないように、
でも声の調子や表情は厳しくして
悪いことをしたと認識させようとします。
でもそれが通用しない時には
母ちゃんのようにうまく収めることができません。
叱られた時は、ユウもゲンも
泣くかしょんぼりすることが多いですが、
その後、ユウはますますふてくされ、
さらに粗暴な態度に出ることがあります。
怒って、暴れて、かなり厄介です。
ゲンは、しょんぼりが尾を引きます。
叱った方が忘れた頃にふと気づくと
黙って悲しそうな顔をしています。
「どうしたの?」
と聞くと、涙を浮かべて小さな声で
「父ちゃんがえらそうに言った…」
などと言います。
精神的にはゲンの方がこたえます。
4人の家族には4つの個性があります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「家族ブログ」 昨日は16位でした
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私はマンションを衝動買いしました。
母ちゃんと2人で、
初めて見に行ったマンションギャラリーで気に入り、
営業さんの口車にも乗せられ、
その日のうちに仮契約をしたのです。
その後でお互いの両親に初めて挨拶に行くという、
とんでもない罰当たりなことをしでかしたのです。
若気の至りでお恥ずかしい限りです。
…すみません、嘘をつきました。
当時私は31歳、母ちゃん30歳、
「若気の至り」など通用するはずもない、
単なる「分別のない大人」だったのです。
2人の生活には充分すぎるくらいに広い3LDKです。
玄関を入って右の小さな洋室を寝室として、
ダブルベッドを運び込みました。
その部屋はそれでいっぱいになりました。
寝室の向かい側のさらに小さな洋室は、
物欲のない母ちゃんの厚意で、
父ちゃんの部屋として使うことを許されました。
その部屋は散らかり放題になりました。
リビングが主な生活スペースとなり、
その隣の和室はおまけのように空いているという
贅沢すぎる暮らしでした。
やがて授かった子供は思いもよらなかった双子でした。
家族は一気に倍の人数になり
和室は赤ちゃんたちの部屋になりました。
その赤ちゃん ― ユウとゲン ― は、当然のことながら
やがて大きくなってきます。
そして父ちゃんと母ちゃんはふと気づくのでした。
「この家、そんなに広くないかも…」
大人2人に3歳児2人の今はちょうどよい広さに思えます。
しかし2人の息子たちはやがてもっと大きくなり、
小学生になり、中学生になり、
ますますかさばっていくことは間違いありません。
子供たちの部屋も必要になります。
父ちゃんの部屋がなくなることは別にかまいません。
ダブルベッドを処分することも、まあいいでしょう。
しかし、
「玄関からリビングを通らずに出入りできる部屋を
子供部屋にすることは望ましくない」
という考え方を私たちは支持しているのです。
そうすると残る部屋はリビングの隣の和室です。
そこを「ユウとゲンの部屋」にする、というのが
今のところの計画です。
そう、2人で1部屋です。
ユウやゲンが友達の家に行くようになると、
1人1部屋が欲しい、と言い出すかも知れません。
リビングからふすま1枚隔てただけの子供部屋に
抵抗を示すようになるかもしれません。
できればそうはならないように、
ユウとゲン、お互いはもちろん、
父ちゃんや母ちゃんとも常に一緒にいるのが
普通であるという感覚を
可能な限り育てていきたいと思っています。
その一方で、「うちは1人部屋を与えるほど裕福ではない」
という意識も植えつけておいてやろうと企んでいます。
特に「おっきいおうち」に感動していたゲンは要注意です。
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手先の器用さや芸術的センスでは
ゲンに差をつけられているユウですが、
ことばの発達と悪知恵では一歩リードしているようです。
ゲンはまだまだ無邪気で、
親からすれば「扱いやすい」子です。
ユウは叱ったり諭したりしても
おちょくってきたり、
時には理屈らしきものを並べて
(またそれが妙に筋が通っていたりする)
逆らってきます。
見事なのは、悪いことをしたと自覚した時。
飲み物をこぼしたり、何かを壊したりした時、
父ちゃんや母ちゃんがそれに気づくと同時に
ユウの口が動きます。
「かってにこぼれた」
その知恵と機転に感心しながらも、
父ちゃんと母ちゃんはため息混じりに顔を見合わせ
ちょっと怒りすぎなのかな…と、
反省もさせられる場面なのです。
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子供がぐずったり言うことを聞かない時の
切り札って何かありますか?
最近うちでは、
「へそ取られるでぇ」
というのが効果を発揮しています。
母ちゃんが言い出したのですが、
彼女自身、幼い頃にもっとも怖かったのは
「へそを取られること」だったそうで、
雷の日などはへそを押さえてお風呂に入ったそうです。
少し前に使っていたのは
これも母ちゃんが、とっさの思いつきで言ったことですが
「こわいおっちゃんにつままれるでぇ」
というやつです。
「つままれる」って、どこをつままれるのかよくわかりませんが、
何となく怖くないですか?
ユウやゲンが夜おそくなってもなかなか寝ようとしない時など
「早く寝んと、こわいおっちゃんにつままれるでぇ」
「あ!(玄関の方を見て)こわいおっちゃん、そこまで来てる!」
などとやると大慌てで布団に入ります。
もちろん父ちゃんも母ちゃんも
「こわいおっちゃんにつままれる」のなんて嫌ですから
一緒に布団に入ります。
そして小声で囁くのです。
「目つぶって、静かにしてたら大丈夫やから、な?」
いたずらに恐怖心をあおるのはよくないでしょうが、
(特に怖がりのゲンには効きすぎることがあります)
時にユーモアを交えた言い方でオブラートに包みながらも
ある種の「畏れ」を持たせることは
必要なのではないかと思います。
キリスト教を信仰する方なら
「神様は見てるよ」
という言葉を、いいことにも悪いことにも、
自然に発するのではないでしょうか。
私は特定の宗教を信仰する者ではありませんが、
「畏れ」の対象としての「神」は信じます。
その「神」が分りやすく姿を変えたものが
うちの場合は「こわいおっちゃん」であったり
「へそを取る雷様」だったりするわけです。
ユウやゲンが、
自分でも悪いとわかっている悪戯をしようとしている時、
「そんなことしたらどうなる?」
と聞くと、
「こわいおっちゃんにつままれる」
「おへそ取られる」
などと言って、伸ばしかけた手を引っ込めたりします。
時にはその答えが
「母ちゃんが怒る」
という、正解そのものであって苦笑することもありますが。
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母ちゃんに聞いた話です。
ユウとゲンがリビングで牛乳を飲んでいる時に
母ちゃんはトイレに行っていました。
その時、突然ゲンの泣き声が・・・
リビングに戻ると、ゲンの牛乳がこぼれています。
「ユウちゃんが、どーんってして、こぼれたぁ」
そう言ってゲンは泣いています。
ユウの方がごんた坊主で、
ゲンを叩いたり突いたりすることはよくあります。
ユウに叩かれたか突かれたかした、ということと
牛乳をこぼして叱られる、と思ったことで
ゲンは泣きながら訴えていたようです。
母ちゃんは
「ユウちゃんにどーんされて、こぼれてしまったん?」
と、努めて優しくゲンに話しかけました。
と、ユウがそこに割って入るように
「ユウ、何もしてない!たたいてない!」
2人の様子を見ると
ユウがゲンにちょっかいをかけてゲンの牛乳がこぼれた、
という事実は、母ちゃんには明らかでした。
ユウも叱られたくなかったのでしょう。
自分は悪くないと必死で訴えています。
母ちゃんは落ち着いて
「ユウちゃん、母ちゃん怒ってないよ。本当のこと教えて?
ゲンちゃんにどーんってして、ゲンちゃんの牛乳
こぼれてしまったん?正直に言ってくれたら、
何も怒らへんよ・・・」
するとユウは、みるみるうちに口をへの字に曲げ、
目には涙が・・・
そして張り詰めていたものが緩んだように、
うぇ~ん・・・・と泣き出して、言ったのです。
「ユウが・・・どーん、した・・・・」
「正直に言ってくれてありがとう。
ユウちゃんがどーんしてゲンちゃんの牛乳がこぼれたんやな?
本当のこと言ってくれたから母ちゃん、怒ってへんやろ?
ありがとう・・・ゲンちゃん、もう許してあげてね」
母ちゃんはもちろん、時には感情的に怒ってしまうこともあります。
でも、この大切な場面で
ユウの心を閉ざすことなく切り抜けたことが
些細なことかもしれませんが立派だったと私は思います。
父ちゃんはユウもゲンも、母ちゃんも大好きです。
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父ちゃんの留守中に、母ちゃんが子供たちに
お菓子やおもちゃを買ってあげることがあります。
先日も、大好きな折り紙を買ってあげたようです。
物をもらったり買ってもらったりしたときにはお礼を言うこと。
これは最低限の礼儀であり、うちのルールでもあります。
母ちゃんは子供にもちゃんとそのルールを守らせます。
翌朝。ユウとゲンが、父ちゃんに寄って来て、
「父ちゃん折り紙買ってくれてありがとう」
一瞬、なんのこっちゃと思いながらも私は答えます。
「どういたしまして」
「ありがとう」と言われたら「どういたしまして」
これもうちのルールです。
(ちなみに悪いことをしたら「ごめんね」と言うこと、
「ごめんね」言われたら「いいよ」と言うことも決まっています)
こうした礼儀を教えるとともに、母ちゃんは
財布からお金を出したのは母ちゃんでも、
そのお金は父ちゃんの仕事で稼いだもの
すなわち「父ちゃんが買ってくれたもの」であると教えているのです。
子供たちがおもちゃを乱暴に投げたりしてると、
母ちゃんは叱ります。
「誰に買ってもらったの!?」
子供たちは声を合わせて
「父ちゃんのお金」
父ちゃんの留守中にも、我が家には父ちゃんの存在があります。
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また、昼寝していました。
今日は母ちゃんも一緒に昼寝していました。
ユウとゲンはきゃあきゃあ言いながら勝手に遊んでいます。
・・・・ちゃぽん・・・・
また、水の音が。
がばっと起きて見ると、
ユウが昨日と同じように水を入れた水槽にクーピーを入れて
運んでいるところでした。
「ユウ!?」
知らずに呼びかける声に力が入ってしまいます。
するとユウは、さも当然といったように
「お外でするもん」
そう言ってリビングを通り越し、ベランダへ出たのです。
一応わかってるんですね・・・
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午後。
母ちゃんは来週からパートで勤める会社の
説明会に出かけました。
父ちゃんは昼寝をしていました。
子供たちは2人で遊んでいる様子です。
1時間ほど眠ったでしょうか。
子供たちは相変わらず2人で
しゃべりながら遊んでいる様子です。
うとうとしながら聞いていると
2人の子供の声に混じって妙な音が聞こえてきました。
・・・ちゃぽん・・・
寝ぼけた頭に「?」が浮かびます。
子供たちはリビングで遊んでいるはずです。
なぜ水の音がするのか・・・?
そっと様子をうかがうと・・・
水槽に水を入れ、そこに色鉛筆のクーピーを
たくさん入れ、そこにちぎったティッシュを入れ、
さらにクーピーの入れてあった缶で
水をくみ出しては
また水槽に入れて遊んでいるのです。
当然、そこら中水びたし。
洗面所で水を入れたらしく、そこからリビングまで
通り道がしっかり濡れています。
父ちゃんはゆっくり近づいて、
「何してるのかなぁ?」
「金魚さんにエサあげてるの」
ああ、素晴らしき想像力。
しかしこの部屋の惨状は・・・
2人とも、後ろめたい気持ちはあったようで
「ちょっとこぼれてしもた」
(ちょっとやないやろ!)と思いましたが
見ると、ティッシュでこぼれた水を拭こうとした形跡が。
「お部屋で水遊びしたら、あかんなあ?」
わかったようなわかってないような顔で頷く子供たち。
「ユウ、タオルで濡れてるとこ拭いて!
ゲンは散らかってるごみを捨てる!」

てんやわんや。
てんやわんや。
途中で遊びながらも
2人は言われたとおり片付けました。
ようやくほぼ片付いた頃、母ちゃんが帰ってきます。
「母ちゃんにどう言うの?」父ちゃんが促します。
「こぼしてごめんなさい」「もうしません」
その神妙さには母ちゃんも笑うしかありませんでした。
まあこの子達の「もうしません」は
あまり当てにはできませんが・・・
あとでこっそりユウに聞いてみました。
「面白かった?」
「うん!」
その瞳の、汚れなく美しいこと・・・
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私は普通の(?)サラリーマンではありますが、
帰りが遅くなることや泊まりになったり、
休みが仕事でつぶれることもしょっちゅうあります。
そんな時母ちゃんは子供たちに言うそうです。
「父ちゃんはね、いっぱいいっぱい仕事してるねんよ。
他の人が休んでるときもおうちに帰ってるときも、
がんばって仕事してるねんよ。うちの父ちゃんはえらいねー」
(自分に言い聞かせている部分もあるのでしょうが・・・)
休みの日の朝、
母ちゃんは朝食の支度をしてから私を起こそうとしますが、
今度は子供たちが言います。
「父ちゃんはいっぱい仕事して来たから、起こしたらダメ!」
自分が子供のころの両親の会話を思い出しても、
仕事のために帰りが遅いこと、家にいないことを
こんなに肯定的に語られることは
まずありませんでした。
「ただいま」と帰ってきた父に、
「遅いね」と不機嫌に答える母・・・
妻の立場としてはその方が一般的な反応かもしれません。
ようやくもそもそと起きてきた私の寝ぼけ顔を
覗き込むようにして3歳の息子が尋ねます。
「父ちゃん、昨日仕事してきたの?」
「うん・・・」
「いっぱい?」
「うん…」
そして納得したような、感心したような顔で
「ふーん…」とうなずいているのです。
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